2009年9月
生活動線を変える
閉塞的で薄暗かった壁付けキッチンを、光の注ぐ対面式キッチンに。生活動線を変えることで、効率的に家事をこなせるだけでなく、家族の会話も増えました。
地域 | 東京都武蔵野市 |
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住宅形態 | 築14年のRC造3階マンション |
リフォーム規模 | 全面リフォーム(スケルトンリフォーム) |
施工期間 | 2カ月 |
家族構成の変化を機に、全面リフォームされたA様。今回のメインはキッチンリフォームでした。現在の外廊下を向いた壁付けのキッチンは、窓から差し込む光も少なく、リビングダイニングに背を向けた寂しい空間とのこと。そこで、キッチンを対面式にすることに。
お打ち合わせを重ねた結果、キッチン本体は、リビングダイニングを向いたペニンシュラ(半島)型に、外廊下側には、収納も兼ねて作業台を設置することになりました。これなら、料理をしながら、窓からの景色、リビングのテレビや家族の様子が見られます。それに、奥行きあるキッチン本体は、向かい側に椅子を置けばカウンターテーブルに。このカウンターテーブルとダイニングがリビングに向かう動線上になるため、家族が通過する際や立ち寄る際には、コミュニケーションが生まれます。
このほか、IHクッキングヒーターやビルトイン食洗機、浄水器付混合栓など最新の設備機器を設置、家事の作業効率も向上しました。